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六軒島爆発事故についてと序文

六軒島爆発事故

1986(昭和61)年10月6日24時00分に起こったと見られる爆発事故。
発生場所は伊豆諸島の1つ、六軒島である。
(六軒島は右代宮家が所有しており、本家の所在地でもある)
事故当日は右代宮家の親戚一同が集う「親族会議」と呼ばれる会合が行われていた。
警察の発表によると在島者は、右代宮家の親族及び当日勤務であった使用人数名の、あわせて18名。
以下が一覧である。
・右代宮金蔵
・右代宮蔵臼
・右代宮夏妃
・右代宮朱志香
・右代宮絵羽(生存)
・右代宮秀吉
・右代宮譲治
・右代宮留弗夫
・右代宮霧江
・右代宮戦人

・右代宮楼座
・右代宮真里亞
・源次(本名不詳)
・熊沢チヨ
・郷田
・紗音(本名不詳)
・嘉音(本名不詳)
・南條輝正


事故直後の警察の捜査により、右代宮絵羽氏のみ、事故現場とみられる屋敷より離れた、隠れ屋敷にて生存が確認されている。
なお、右代宮絵羽氏からは爆発事故について一切のコメントはない。

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 平日の午前中、朝食を済ませた後のワイドショーが流れる時間帯に、「世界のミステリー」を特集した特番の再放送が流れていた。
 いくつか紹介されたミステリーのうち、六軒島爆発事故を中心としたものがあったので、久しぶりに観てみた。

 以前は六軒島に非常に興味を持っていたので、新たな手がかりがないか色々な情報をチェックしていたものだ。ブームの下火と共に離れてしまっていたから、何か面白い事実でも見つかっただろうかと期待していたのだが、自分の知る限りでは新たな情報はなかった。

 六軒島爆発事故自体は、……例えば同番組で紹介されていた「ケネディ暗殺事件」程度の知名度だ。特に、アメリカ人でなく日本人からみた「ケネディ暗殺事件」。
 多くの一般人は「そういえばそんなのもあったなぁ」と思う程度に有名だが、興味を持ったらネットで多少調べて納得して忘れ去る。深く興味を持った人は情報を集めていく。その程度のものだ。
 ケネディ暗殺事件との違いがあるとすれば、新たな手がかりの公開がありそうか、なさそうかというところだろうか。
 今後押収品の公開があるのがケネディ暗殺事件、今後全く情報の開示が期待できないのが六軒島爆発事故だ。

 まあ、右代宮家は国家の元首たるケネディほど重要な存在であるわけがない。
 それでいけば、某公園で発見されたサイコロ状のばらばら死体のような、未解決事件の一つと同種程度の重要度・・・なのかもしれない。いやいや、単なる事故の可能性がある以上は、それ以下かもしれないな。

 自分はこれまで、六軒島爆発事故、そしてその後の奇妙な展開を追ってきた。
 奇妙、というのは、これまで六軒島爆発事故やその後の「うみねこのなく頃に」を追いかけてきた者ならば既に知った内容だろう。

 自分が六軒島爆発事故に興味を持ったのは、右代宮縁寿が失踪したと騒がれた頃だったと思う。
 母に聞いた話だが、自分は右代宮縁寿と同じ幼稚園に通っていて、しかも右代宮縁寿と友だちだったらしい。自分としては全くそんな事を覚えていないのだが、それも無理はないと思う。なぜなら、右代宮縁寿は六軒島爆発事故の後、右代宮絵羽に引き取られ引っ越して行ってしまったのだから。その当時は自分も悲しかったのだろうが、子供や時の流れは残酷なものだ。自分は早々に縁寿の事を忘れてしまったようだ。
 それ以降、自分は彼女と会った事はないのだと思う。

 なんとなく興味を持った自分が、右代宮縁寿がどうなったのかを調べるにつれ、六軒島爆発事故について情報を集めるようになったのは当然の流れともいえる。

 六軒島爆発事故は、特にネットの広まりと共に広まり、発展し、展開し、……そしてやがて廃れた。
 偽書の発表と、そしてそれを発表してきた担い手であり真実に至ったという「伊藤幾九郎〇五七六」や「ベルンカステル」たちが何のために在ったのか。
 彼らの動機について、私なりに「もしかしたら」と推測することはある。だが、その推測の当たり外れなど、本人が語らなければ何の意味もない。

 自分が知りたいのは事実だった。もしかしたら事実の、少なくとも一部を知っているかもしれない伊藤が、その偽書や書き込みで散々と訴えてきた「真実」ではない。
 伊藤が事実を一部しか知らぬなら、その一部でもいいから、極力立体的に見た客観的な説明をして欲しかったのだ。

 だが事実などもう知る事ができないのは明白だった。
 伊藤は最初から物語しか書くつもりがなかったのだ。
 物語を通して己の言い分を伝え――或いは世間を騒がせる事だけが目的だったのか、その他の目的があったのかは不明だがともかく――、推理や、その裏打ちとなる客観的な事実に関しての説明は、一切行わなかった。
 物語だけを書き、更に謎解きも解答を絞りきれないレベルでしか行わずに「おしまい」とペンを置いてしまった。

 ならばこの事実を知りたいという気持ちはどうすればいい?
 伊藤の物語を追ってきた者が、物語を通じて事件について、事実が明らかになるのではと期待した事を、伊藤が知らなかったとは言わせない。
 なぜなら伊藤は、なぜか右代宮家の人物や屋敷の構造などに詳しい人物なのだから。そうした周辺の情報は事実として、既に読者にも知られているのだから。

 無論、自分は読み手に媚びろとは言わない。
 だが自分たちの期待を知りながら「いや別に俺は、事実を伝える事が目的で偽書書いてないし」「俺が書く解答はボトルメール内のものだけで、現実の事件の内容とか関係ないし」とばかりに、徹頭徹尾無視を決め込んだ伊藤の態度には納得がいかない。

 いやいや、もしかしたら伊藤は事実を書いているのかもしれない。
 これまで書いた偽書のうちに、実は本物が混じっているのかもしれない。
 EP3がやはり事実なのかもしれないし、HN「ベルンカステル」がゲームマスターを一応担当し、リプレイを伊藤が書いたEP7や、ゲームとしてでなく物語として発表した「次男夫婦犯人説」が事実なのかもしれない。

 或いは伊藤は当時、福音の家出身者のエリートで、実際に右代宮家に勤めたことがあるのかもしれないし、当日シフトが入っていなかった別の使用人だったのかもしれない。
 そうであれば、伊藤が実は六軒島爆発事故について何も知らなくても筋は通るだろう。

 若しくは、やはり読み手の考察やEP8のとおり、伊藤=八城十八=右代宮戦人で、当日起こったことを何かしら知っているのかもしれないし、実は彼こそが犯人かもしれない。

 伊藤については様々な可能性を思いつくが、おそらくだが伊藤が偽書を書いた目的は、物語から事実を汲み取ってもらう事ではないのではないだろうか。

 各EPの答えあわせのように、自ら考えた読み手にのみ事実を汲み取って欲しかった可能性については考えたが、これはおそらく違うだろう。

 伊藤はEP8では露骨に「自らの真実は自らで決めろ」と主張していたように思う。
 伊藤が読み手に求めていたのは「得られもしない事実を探すこと」よりも、「事実と異なっていても、幸福な可能性のひとつを真実と定め、事実に縛られないこと」だと、自分は受け取った。

 彼の主張は優しい。そして欺瞞や自己満足に満ちている。
 その裏に、実は伊藤にとって不都合な事実を隠蔽するという意図があったとしても、自分は驚かない。
 ――まあ、自分は伊藤がいかなる人間かを物語から推し量る能力などないし、彼が自分の優しさを読み手に押し付けているだけなのか、それとも事実を隠蔽したがっているのかを判断する材料は、彼の書き込みには存在していない。
 おそらく今後も、そんな手がかりは提示されないだろう。

 さて、話を戻すが伊藤の主張が「自らの真実にいたって欲しい」である以上は、自らの真実≠事実、である事が確定しているように思われる。
 わかりやすく言えば、「ご想像にお任せします。」といったところだろうか。
 だとすれば、彼が事実を汲み取って欲しいがために偽書を書いたとは思えないのだ。

 何か別の目的があり、そしてそれが達せられたか、諦める事になったから偽書を書くのをやめた。その方が筋は通る。

 だとするならば、おそらく唯一事実を知りうる伊藤が事実を語りたがらない以上は、確定した事実は誰も得られないものなのだ。
 ――答えが得られないのならば、諦めるしかない。

 ならば諦めよう。
 だがそうと決めたところで、ちらと事実の破片を覗かせたきりで落着をつけなかった彼らへの不満が収まるわけもない。

 せっかくだから、以前集めた散り散りの情報を整理して、推測して、それらをアルバムに収めて忘れてしまおう。
 これ以上追いかける事に意味を見出せないが、……整理していないと、いつまでも心の隅で埃をかぶったまま、ただ場所を占めるだけのゴミと化してしまう。
 それが写真ならば、色は褪せ、それどころか保存が悪ければ印刷された面同士がくっついてしまい、やがて何が写っていたかも思い出せないまま損なわれる。
 そうなる前に、一枚を捨てるかもしれないが、残したかった一枚を残せる可能性をとろう。

 これは、私がこの謎を追う事をやめるために、「こんな謎を追った時間があった」事を示すためのアルバムなのだ。

 さて、ではどうやって整理しようか。
 わかりやすくするには、時系列だろうか。

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