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事故発生、ボトルメール発見
さて、事故発生、その後世の中は右代宮絵羽犯人説が主流だった。
右代宮金蔵の所蔵していたオカルト書籍の競売と、それによる爆発事故へのオカルト色の混合?
確かにそれはあった。だがそれは、例えばとあるミステリー番組があり、そこで取り上げられるいくつかの特集のうちの、更にひとつでしかない六軒島爆発事故特集で取り上げられる、更に一部分に過ぎない。
六軒島爆発事故の概要を述べる、それに対する謎を掲示する、それに対する一説を披露する、いくつか繰り返す、そのなかで「魔女の儀式だった」説もあると述べる、それに対して説明を行い、「いずれにせよ右代宮絵羽が何も話さない限り、議論の終点はありそうにない」と締める、……それで終いだ。
この現代社会で、六軒島爆発事故が悪魔だか魔女だかの仕業だと真剣に信じる者が、どれだけいるというものか?
オカルトマニア以外は、バカバカしいと思いはしないだろうか?
しかし、この競売がオカルトの土壌をつくったのは事実だ。
そしてその土壌により、ボトルメールが受け入れられる間口が広くなった事も事実だろう。
EP2が一笑に伏されなかったのは、まさにこのオカルトの土壌があったからだ。……それと同時に、オカルトは読者に『幻想描写』という概念を気づかせない原因にもなった。
伊藤幾九郎がEP3で幻想描写をわかりやすく解説したのは、EP2をオカルト小説だと勘違いさせないためではないだろうか。
さて、つまるところ世の中は相変わらず右代宮絵羽が真犯人とされてきたが、流れを変えたのはその数年後に発表された、ボトルメールだった。
一本を近くの島の漁師が拾ったと発表、やがてもう一本が実は六軒島で見つかっていた事が明らかになった。
・ユウキシャ! 六軒島の謎のボトルメール特集より
六軒島爆発事故・続報
「次のニュースです。
昨日午前10時ごろ、**島の沿岸で、付近に住む漁師、○○さんが六軒島爆発事故の遺留品と
見られるボトルメールを回収していた事が、新たにわかりました。
ボトルメールには十数枚のレポート用紙が封入されており、そこには爆発事故の前日から六軒島で起こったと見られる事件が書かれていました。
ボトルメールの内容は、何者かが次々に右代宮家の人々を殺害してゆくというもので、警察は六軒島爆発事故との関連を視野に入れながら、慎重に捜査を進める方針です」
「次はプロ野球のニュース、……」
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